ごあいさつ

 

 守山市柔道連盟のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 昭和22年、当時人口27千人の守山町に柔道同好会が設立されました。戦後間もなくのことであり、稽古場所の確保すら大変であったと伺っております。その後、柔道を愛する先達の思いは、地域のたくさんの方たちに受け継がれ、今日に至り、守山市柔道連盟は2017年に創立70年周年を迎えました。

 その間、柔道は世界中に普及してオリンピックの種目となった一方で、スポーツ化して柔道がJUDOに変わっていきました。また、少子化と多様性の社会となって、日本の柔道人口は減りつつあります。しかし、時代がどのように変わろうと、ここ守山では柔道をこよなく愛する先生方が、灯を消すことなく柔道の素晴らしさを伝承し続けてこられました。

 私が守山市柔道連盟の門を叩いたのは、今から40年余り前のことでした。長くこの地を離れ、30年振りに戻ってくると、昔教えを受けた先生方が子供たちに柔道指導を続けておられる姿に接し、大変感動しました。近年、日本の柔道人口の減少傾向が止まりません。滋賀県も例外ではありませんが、われわれは、日本一のスポーツクラブチームを目指して活動しています。
 新型コロナウイルス感染症への対策にも一早く取り組んでおり、コロナ禍でも小学生の入会者は増え、小学生以下で70名以上の会員が活動し、中学生・高校生は県下、近畿、そして全国での大会で活躍して
います。これまで守山市柔道連盟を支えてこられた先生方に感謝しつつ、青少年の育成に寄与していきたいと考えております。

 

 令和4年8月  

守山市柔道連盟会長 三上靖夫